2025年4月23日 — Linux Professional Institute(LPI)は、2025年6月16日から20日にかけてニューヨークで開催される「オープンソースウィーク2025」において、国連とのパートナーシップを締結することを発表しました。この提携は、オープンソース技術を世界規模で推進するというLPIの強いコミットメントを示すものです。
オープンソースウィーク2025は、オープンソース技術、デジタル公共インフラ(DPI)、そしてグローバルな課題に対する革新的なソリューションの開発をテーマとした、国際的な対話と協力を促進する場です。2023年の初開催以来、本イベントは、オープンソースとデジタル協力に関する国連主導のフォーラムとして、多くの注目を集めています。
LPIは今回、世界中から約100〜150人の開発者、技術者、イノベーターが集結するユニークなイベント「UN Tech Over Hackathon」を共催できることを誇りに思います。このハッカソンは、民間企業や市民社会のパートナーと協力して実施され、参加者は国連機関によって特定された2つの優先度の高いグローバル課題に対して、インパクトのあるスケーラブルなオープンソースソリューションの開発に挑戦します。
この取り組みの目的は、既存ツールの強化と「グローバル・デジタル・コンパクト」への貢献であり、協調的かつオープンなデジタル・エコシステムが現実世界に変化をもたらす力を持っていることを示すことにあります。
さらにLPIは、「国連オープンソース原則」にも賛同しています。これは、国連事務総長が主導する「デジタル・テクノロジー・ネットワーク」によって採択されたもので、国連内外でのコラボレーションとオープンソース技術の活用を促進することを目的としています。この理念は、LPIのミッションと深く一致するものです。
イベント期間中、LPIはパートナーチームとのミーティングも開催し、参加者が各団体の代表と直接交流し、それぞれの取り組みについて理解を深める機会を提供します。
オープンソースウィーク2025およびLPIの参加に関する詳細は、国連公式イベントページ(un.org/digital-emerging-technologies/content/open-source-week-2025)をご覧ください。
Linux Professional Instituteについて
Linux Professional Institute(LPI)は、オープンソースのプロフェッショナルを対象とした、グローバルな認定制度およびキャリア支援を提供する組織です。LPIは、世界で初めて設立された、そして現在も最大規模を誇るベンダーニュートラルなLinuxおよびオープンソース技術の認定機関であり、これまでに25万人以上の認定資格保持者を輩出しています。
LPIは180カ国以上で認定を行い、複数の言語で試験を提供するとともに、世界中に数百のトレーニングパートナーを展開しています。
Linux Professional Instituteの詳細については、公式ウェブサイト lpi.org をご覧ください。
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