
はじめに
Linux Professional Institute(LPI)は、自分の技術力をわかりやすく示し、就職やビジネスのチャンスを広げるための認定・認証プログラムを幅広く提供しています。
ステップ1:目的やレベルに合った認定資格を見つける
LPIは、品質、関連性、正確性のいずれにおいても高い水準を満たす試験を、ITコミュニティに提供することを使命としています。この方針のもと、試験開発は非常に詳細で、参加型かつ協議型のプロセスで進められており、多くのIT認定プログラムで実証された手法を採用しています。
LPIの証明書および認定プログラムの概要をご確認のうえ、ご自身に適した認定パスをご検討ください。
ステップ2:試験の目的や出題内容を確認する
各試験には、「何が問われるのか」が分かる詳しい目標リストがあります。
まずは目的を確認し、自分に合った学習計画を立ててみましょう。
Essentials
Linux Essentials: 010
Security Essentials: 020
Web Development Essentials: 030
Open Source Essentials: 050
Linux Professional
LPIC-1: 試験 101, 102
LPIC-2: 試験 201, 202
LPIC-3 混在環境: 300
LPIC-3 セキュリティ: 303
LPIC-3 仮想化・コンテナ化: 305
LPIC-3 ハイアベイラビリティとストレージクラスタ: 306
オープンテクノロジー
DevOps Tools エンジニア: 701
BSD スペシャリスト: 702
ステップ3:試験対策を始める
試験の目的を確認し、準備が整ったら、ステップ4へ進みましょう。
自分のペースで学習したい方:LPI公式のラーニングマテリアル(学習教材)に加え、市販の書籍やオンライン学習教材を活用する方法もあります
体系的に学びたい方:学習ポータルサイトやオンラインコースを利用すると、理解を深めやすくなります
講師による指導を受けたい方:LPIのトレーニングパートナーネットワークを通じて、トレーニングを受講できます
ステップ4:受験に必要な LPI ID を登録する
最初の試験を受験する前に、アカウントを作成し、LPI IDを取得する必要があります。
登録はLPIID登録ページから簡単に行えます。以下の点にご注意ください。
・氏名、自宅住所は、漢字での登録を推奨しています
・会社住所を登録する場合は、住所欄に会社名を必ず入力してください
・姓と名の入力順や、住所の記載漏れにご注意ください
LPI IDの登録情報に誤りがあると、試験後の手続きや認定証の発送に支障が出る場合があります。
なお、LPI認定試験に合格された方には、認定証を郵送しています。
郵便受けや玄関に表札がない場合、配達員が氏名を確認できず、認定証が返送されることがあります。
確実なお届けのため、表札の掲示にご協力をお願いいたします。
LPIID登録に関して問題がある場合は、カスタマーサポートまでメールにてお問い合わせ頂きますようお願いいたします。
ステップ5:希望する日時で試験を予約する
試験は、以下の方法で受験できます。
・ピアソンVUEの試験会場での対面受験
・OnVUE試験プラットフォームを利用したオンライン受験
ピアソンVUEでオンラインまたは対面式の試験を受験する場合は、次の手順で予約してください。
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受験バウチャーを購入
ピアソンVUEの予約の際に購入することも出来るため、必須ではありません。 -
ピアソンVUEのアカウントを作成
LPIIDとは異なり、ピアソンVUEのアカウントを作成しないと試験の予約が出来ません。
アカウント連携の際は、LPIIDを間違えないように、ピアソンVUEアカウントと正しく連携してください。 -
ピアソンVUEにて受験方法と試験日時を選択して予約
1で受験バウチャーを購入した方は、予約の際にバウチャーコードをご入力ください。
試験の予約に関するご質問やお問い合わせはピアソンVUEカスタマーサービスまでお問い合わせください。
ステップ6:試験後に確認しておくこと
試験が終了すると、ピアソンVUEからスコアレポートがすぐに確認できます。
LPIは必要な条件を満たしている場合、LPIIDに反映した上で認定証を発行します。この反映は、数日お時間がかかる場合がございます。
認定証は、LPIIDマイページからPDFとしてダウンロード可能です。
Linux ProfessionalやOpen Technologyの認定資格では、紙の認定証とIDカードが発行され、最短で8週間、最長で12週間ほどで郵送されます。Essentials認定では、紙の認定証は発行されませんのでご注意ください。
また、プロフェッショナルレベルの認定資格(Linux ProfessionalまたはOpen Technology)を取得すると、Linux Professional Instituteの公式メンバーとして登録されます。メンバーシップに関する詳しい情報は、別途ご案内しています。
さらに詳しく
ご不明な点がある場合は、まずはよくあるご質問をご確認ください。
日本にお住まいの方は、よくあるご質問 – LPI日本支部のページをご覧ください。
それでも解決しない場合は、LPI日本支部(info-ja@lpi.org)まで直接メールにてお問い合わせください。
電話でのお問い合わせは対応しておりませんのでご了承のほどお願いいたします。