USBモデムからFOSSへ:Roberto Guidoの旅路

From USB Modems to FOSS: Roberto Guido’s Journey

皆さんこんにちは、ロベルトです!私とLinuxの関係は、ADSLのUSBモデムのせいで、かなり意外なところから始まりました。16歳の時に初めてPCを手に入れ、その直後にCaldera LinuxのCDに付属していた雑誌でLinuxについて知りました。
当時、USBモデムが流行っていましたが、Windowsとの連携がうまくいかなかった。接続の問題でイライラしていた私は、別の選択肢を模索し始め、LinuxがUSBモデムをよりよくサポートしていることを知りました。これが、Linuxとオープンソースソフトウェアの世界に飛び込むきっかけとなりました。
個人的・職業的な向上
最初はオンラインマニュアルを読んでC言語の基礎を学びましたが、Linuxのデスクトップ環境として人気のあるXFCEのソースコードを読み、修正することに挑戦したことがブレイクスルーのきっかけとなりました。このとき、他の人が書いたオープンソースのコードを見ながらコーディングの仕方を学んだのは、私にとって目からウロコの体験でした。
Linuxの旅を進めるうちに、大学3年生の時に自主企画講座としてLinuxプログラミングを仲間に教える機会を得ました。その数ヵ月後、学科の近くの会社がLinux経験のあるCプログラマーを募集しており、私は技術業界への初就職が決まりました。
4年後、XFCEのソースコードをいじっていたことに関連するオープンソースプロジェクトへの貢献から、私を見出したミラノのスタートアップに採用されました。その数年後には、まだ比較的小さなプロジェクトだったArduinoのウェブマスターとして働きました。この機会は、ネットワークとボランティア活動を通じて得たもので、オープンソースコミュニティとコラボレーションの力を教えてくれました。
それ以来、この7年間はフリーランスとして、もっぱらオープンソースソフトウェアを使ったプロジェクトに取り組んでいます。オープンソースが私のプロフェッショナルなキャリアにいかに有益であったか、また、私にとって経済的に実りあるアプローチとなったかについては、数多くの逸話をご紹介しています。実際、私は毎年、「Unopercento」イニシアチブの一環として、自分の収入の1%を仕事で頼りにしているオープンソースプロジェクトに寄付しています。
フリーソフトウェア・アクティビズム
私のオープンソースの旅で最も充実した経験の1つは、現在会長を務めるItalian Linux Society (ILS)との関わりです。ILSは、イタリアにおけるLinuxとオープンソースの普及を推進し、コミュニティ間のコラボレーションと知識の共有を促進するためのイベント、ワークショップ、カンファレンスを開催しています。
専門家としてのキャリアに加え、私はトリノで「Officina Informatica Libera」という週刊ヘルプデスクの運営にも携わってきました。このヘルプデスクは、ハードウェアの復旧を主な目的として2009年に設立されましたが、Linuxの普及と促進のためのプラットフォームとしての役割も果たしています。長年にわたり、学生やLinux愛好家など多様な人々が週1回のヘルプデスクに参加し、セッション終了後には集まってピザを食べるという習慣ができました。
振り返ってみると、私をLinuxとオープンソースソフトウェアの世界に導いてくれた一連の出来事に感謝しています。私の職業キャリアを豊かにしてくれただけでなく、コミュニティ、コラボレーション、そして目的の感覚を与えてくれたのです。Linuxとオープンソースは、私の人生を深く、そしてポジティブに変えてくれました。私は、オープンソース運動の熱心な支持者であり、貢献者であり続けます。

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